ドクターゴールドマンクリニック     
Dr.GOLDMAN CLINIC 医療法人ゴールド会     

AGAとはAndrogenetic Alopeciaの略で、全国で1260万人の男性に見られる症状で男性脱毛症と呼ばれます。思春期以降の男性にみられ、髪が額の生え際や頭頂部から薄くなっていく状態をさします。太くしっかりとした髪の毛が細く産毛のような短い髪の毛になり、頭皮が透けて見えるようになります。AGAの症状の進行は、頭頂部から薄くなる、額の生え際から薄くなる、その両方が同時に進行するなどパターンがあります。

髪の毛は毛乳頭細胞から栄養を受けた毛母細胞が細胞の分裂を繰り返し上へと伸びていくことで成長していきます。また、ヘアサイクルと呼ばれる周期があり、成長期・退行期・休止期と発毛してから抜けるまでを繰り返しています。

薄毛が発生するポイントはこのヘアサイクルの成長期にあります。正常な髪の毛の場合、成長期は2年～6年となりますが、AGAが進行するとこの成長期が数ヶ月から1年程度と短くなるため、髪の毛が太くしっかりと成長する前に成長が止まり抜けてしまいます。

AGAによる薄毛には男性ホルモンが大きく関与していることがわかっています。
テストステロンと呼ばれる男性ホルモンが還元酵素の働きによりDHT（ジヒドロテストステロン）へと変化します。このDHT（ジヒドロテストステロン）が毛乳頭細胞の受容体に結合することで毛母細胞の成長を阻害するために太くしっかりとした髪の毛に成長することができなくなります。また、DHT（ジヒドロテストステロン）は皮脂腺を活発にする働きがあり、過剰な皮脂が毛穴を塞いでさらに髪の毛の成長を阻害します。

これらの原因によりヘアサイクルが乱れ、健康な太い髪の毛が細く抜けるようになるためAGAが進行するのです。

AGA治療はその治療特性から、継続して治療に取り組んでいただくことが最も大切です。当院では患者様に安心して治療を続けていただけるように、明確な治療費用の提示と治療内容を十分にご理解いただけるようご納得されるまで丁寧に説明をおこなっております。

また、HARG療法をはじめプロペシア・ミノキシジルの投薬や、発毛を促す成長因子を直接頭皮に投与するメソセラピーなど複数の治療方法の中から、AGA治療専門医が患者様の状態を十分に診察した上で最適な方法をご提案します。

初診から通院時に継続的に写真撮影を行い、客観的な治療の経過判断を行いますので発毛効果を実感していただきやすいように配慮しております。

HARG療法（ハーグ）とは最先端の再生医療を利用したAGA治療法です。日本医療毛髪再生研究会から認定されたクリニックでのみ治療が可能です。

全ての細胞は幹細胞がもととなります。この幹細胞から抽出したAAPEと呼ばれるタンパク質と発毛に必要な栄養素を加えた「HARGカクテル」を頭皮に投与することで、幹細胞を活性化させて発毛を促します。

副作用やアレルギーなどの問題も特に無く、痛みもほとんどありません。治療期間も月1回程度の通院を半年～1年と比較的短期間で終了することもHARG療法のメリットです。

AGAの進行を抑える目的で処方される発毛剤で1日1回服用します。世界60カ国以上で承認されています。

プロペシアは、AGAの原因であるジヒドロテストステロンを生成するための酵素を阻害することで、毛髪の成長期が長くなるために太くしっかりした毛髪になります。また休止期の毛穴からの発毛効果もあります。

注意いただきたいのが近年ではインターネット上で海外からの並行輸入品やジェネリック医薬品として別な商品名で紹介・販売されている場合があります。しかしプロペシアの薬効成分であるフィナステリドは医師の処方が必要であり、正しく服用がなされない場合の健康被害も報告されています。プロペシアで十分効果がでない場合はザガーロで効果がでることもあります。よりl強力であるため１５％ぐらいに性欲減退やEDになる場合があります。

直接頭皮に塗ったり、注入するタイプのAGA治療薬です。ミノキシジルには血管を拡張させる効果があります。毛根血管が拡張することで血流が増加し毛根へ発毛に必要な十分な栄養を送り込むことでAGAの進行を抑えることができます。

IGF-1 インスリン様成長因子などの発毛成長因子を頭皮に直接注入することで発毛を促す最先端のAGA治療法です。ミノキシジルやフィナステリドの発毛治療薬やコエンザイムQ10、ヒアルロン酸、銅ペプチドなど発毛に有効な成分もあわせて注入します。

内服薬でのAGA進行の抑制と並行した治療を行うことで発毛効果をより高めることができます。

価格は全て税別となります。